【考察】女子大生が"ビジネス勧誘詐欺"を始めた理由とビジネス勧誘の実態【マルチ商法】
こんにちは。英雄です。
昨日なのですが『“インスタのビジネス勧誘詐欺”に引っかかってみた』という記事を書いてみました。まだご覧になられてない方は先に一読していただけると幸いです。
インスタの”ビジネス勧誘詐欺”に引っかかってみた - 英雄ブログ
前回の記事では実際にどのようなやり取りをしたかが中心でその実態や彼女がビジネス勧誘を始めるきっかけ等は触れていませんでした。
今回はその続きというか『インスタビジネス勧誘の実態』、『僕を勧誘してきた某有名私立大学の女子大生がそのビジネスを始めるきっかけ』、『勧誘し始めた理由』についてを考察していきたいと思います。
まずは彼女がビジネスを始める理由を考察する前にマルチ商法について触れていきたいと思います。
マルチ商法について
会員が新規会員を勧誘し、その新規会員が更に別の会員を勧誘する連鎖により組織を拡大する販売形態のことを『マルチ商法』といいます。
そして国民生活センターによると従来の化粧品等ではなく投資や儲け話等の""モノなしのマルチ商法""の相談が増加してるとのこと。
皆さんお気づきだと思いますが…
そうです。このインスタのビジネス勧誘の実態は『マルチ商法』なのです。
皆さんマルチ商法についてを簡単に理解していただけたと思うのでここからは本題の""彼女がビジネスを始めた理由""についてに触れていきたいと思います。
まずまとめると
- 僕を勧誘してきた女子大生は普通にリア垢で僕のことを勧誘してきた。
- そのビジネス(ビットコインボルト)をはじめてまだ二ヶ月らしい。
- リアルの友達も勧誘してる。
- そのビジネスの組織に所属している。(おそらくまだ下っ端)
- まだそこまで儲けてないっぽい(前回の焼き肉のエピソードから)
- 話によるとバレーをずっとやっていて大学でも部活に所属。(このエピソードから真面目な性格だと推測)
恐らく彼女も"被害者"のひとりです。
彼女が話していた『コロナが理由でそのビジネスを始めた』という理由、これに関しては嘘偽りのない本当の理由だと思います。
ここからは推測ですがコロナウイルスの影響で始まった経済の下降、そこに危機感を感じた彼女は前々から気になっていたが始める勇気がなかった『投資』の話を他のビジネス勧誘の人から誘われた。または『投資』についてをインターネットで調べたと思います。彼女はあまり知識がなく真面目な性格だったためその胡散臭いビジネスにまんまと引っかかってしまったのだと思います。その組織の口車に乗せられ半ば洗脳状態。その組織の上層部に「今ビットコインボルトが来てる」「うちのグループはマルチ商法ではない。」「絶対に儲かる」というような言葉で洗脳されたのだと思います。以前記事で読んだことがあるのですがマルチ商法は本当に冷静な判断ができなくなるそうです。
普通インスタグラムのビジネス勧誘は別のアカウントを作って勧誘をしてるイメージがあります。しかし彼女は普通にリア垢で勧誘をしています。ここからもわかるように本当にその""胡散臭いビジネス""を信じているのです。
おそらく彼女自身、自分の行為が『マルチ商法』だということに気づいていたら余程なサイコパスでない限り友達には紹介しないと思います。
そしてこれが胡散臭い商売だということに気づいていない彼女は次々と友達を勧誘します。しかし殆どの友達は”胡散臭い商売”だということには少なくとも気づいていて勘の鋭い人はマルチ商法ということまで気付いていたかもしれません。しかし”胡散臭い商売”ということに気づけなかった二人は勧誘されてしまいます。(前回の記事参照)
結論ですが
彼女は実際に会ってみても「普通の女子大生」にしか見えませんでした。マルチ商法をしているという意識がなく、組織に洗脳状態にされ本気で儲かると思いビジネスを勧め紹介料をもらってるのだと思います。
そのうち彼女もこれがマルチ商法だったということに数年後気づくでしょう。彼女はこのビジネスがきっかけで友達を失います。そしてお金も失うでしょう。しかしもうその時には手遅れで失ったものは戻ってきません。
『マルチ商法』に引っかかる人は自分のビジネスが『マルチ商法』だということに気付いてない方が殆どだそうです。彼女に起きたことはこれから自分にも起こるかもしれません。
みなさんもマルチ商法にはお気をつけください
長々と書いてきたこのシリーズですが次回で最終回にしたいと思います。
次回、ついに本人にその"真相"を確認してみようと思います。
詐欺師にそのビジネスは”マルチ商法”なのか直接聞いてみた - 英雄ブログ